【AI時代到来】自分の強みに合わせたリーダーシップの身につけ方

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この記事で解決できる疑問や悩み
  • リーダーシップの意味がわかる
  • リーダーシップを身につけるメリットがわかる
  • 自分に合ったリーダーシップの身につけ方がわかる

この記事では、あなたに合ったリーダーシップの身につけ方まで解説していきます!

こんにちは!自社で営業の人材育成を行っている「るい」です!

正しくリーダーシップスキルを身につけると社内評価が上がり、年収も上がるという好循環を実感しています。

著者紹介

  • 過去8年間(3社)で営業職を経験
  • 現在、営業経験を活かし営業人材育成を担当
  • 年間100冊以上の書籍を基に人材育成システムを構築

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今回参考にした書籍紹介

注目

あのUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)をV字回復させた著者が書いた、リーダーシップ入門の一冊。本書は経営危機だったUSJをV字回復させようと、会社の反対を押し切ってまで「ハリーポッター」にコミットした実務者、つまり著者が経験から書き綴ったリーダーシップ本です。

本書を読んだ理由は3つある

「リーダーシップ」の意味が漠然としていた

以前までは「リーダーシップ」を「主体的に進んで行動に移す人」と思っていました。

例えば、学生時代に自ら応援団長をやりたがる人や集団の中で常に中心にいる人などです。

つまり、リーダーシップは陽キャな人の特性であり、私には習得ができないスキルだと思っていました。

でも、本書ではリーダーシップは後天的に身につけることができ、自分に合う身につけ方があると教えてくれました。

人材育成は研修等で人の心を動かし、行動してもらうことが重要だと思った

苦手な科目でも、教え方がうまい人の授業だと頭に入ってきませんか?

私は学校の授業が苦手だったけど、塾の先生の授業だと理解が進んでおもしろかった記憶があります。

なにが違うのでしょうか?

もちろん、塾の先生が人としておもしろかった部分もありましたが、やっぱり新しい気づきをくれるからではないでしょうか。

この新しい気づきによって「これ、おもしろい!」と思い、さらに勉強したくなりました。

つまり、塾の先生は私の心を動かして、自然と行動させたのです。

私は、人材育成で行う研修を通じて営業の方々に動いてもらうためにリーダーシップを身につけたいと思いました。

実務者が書いた書籍だから信憑性があると思った

本屋に行けば多くのリーダーシップ本が並んでいます。

しかし、それらの本の著者情報を見ると学者や論評家が多く、理論的には正しいと思うけど、どこか実践的ではないように感じていました。

そんな中で本書の著者は、経営危機だったUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)をV字回復させ、プロジェクトを成功に導きました。

私は関西出身なので、USJには何度も行き、とても良い思い出ばかりです。

特に「ハリーポッター」がお気に入りです。

もし著者がUSJのプロジェクトに参画していなかったら、参画してもリーダーシップを発揮していなかったら「ハリーポッター」は実在していないんだろうなと思うとゾッとします。

本書はそんなUSJのプロジェクトを成功させた著者が記したリーダーシップ本であり、本書なら私が現場で実践できるヒントがあると思いました。

私に気づきを与えた3つの内容

  • リーダーシップとは、後天的に身につけることができる「人を動かす力」である
  • リーダーシップを身につける最大のメリットは経済的リターンが大きいこと
  • 【3ステップ】自分の属性(強み)を知り、自分に合ったリーダーシップを身につける

ここからは3つの内容を深掘りしていきます!

リーダーシップとは、後天的に身につけることができる「人を動かす力」である

長い間、私はリーダーシップの意味を「リスクを恐れずに積極的に物事を進める人」、そしてそれは先天的な才能だと思っていました。

しかし、本書をきっかけにリーダーシップとは「人を動かす力」であり、後天的に身につけることができると知りました。

リーダーシップを身につける最大のメリットは経済的リターンが大きいこと

「人を動かす力」すなわち「リーダーシップ」人材の需要は極めて高いため、転職市場でも高い年収で募集されています。

例えば、社内でも役職が上がれば年収も高くなりませんか?

社長の年収が高いのも、役職が上がれば年収が上がるのもリーダーシップスキルに価値があるからだと本書に記載されています。

この内容は私の会社でも当てはまっているため、かなり納得しました。

【3ステップ】自分の属性(強み)を知り、自分に合ったリーダーシップを身につける

1. 「属性(強み)」の種類を知る

ビジネスパーソンは大きく3つの属性に分類することができます。

リーダーシップ属性の種類

T(Thinking)型:思考力を強みとする人

C(Communication)型:伝える力や人と繋がる力を強みとする人

L(Leader)型:人を統率して動かす力を強みとする人

2. 自分の「属性(強み)」を知る

自分の属性を知るには以下の方法を行ってください。

(1)今まで自分が好きだった「~すること」を書き出す

   ※ポイントは「動詞」であることが重要!(動詞の重複はOK)

(2)最低50個を書き出せたら、T型・C型・L型に分類する

   T型:問題を解く、計算する など

   C型:人と会う、話をする など

   L型:自分で物事を決める、人の世話をする など

(3)T・C・L型に分類された動詞の個数を数え、1番多い型が自分の属性(強み)である

私も同様のワークを行い、思考を活かしたT型のリーダー向きでした。

T型リーダーの特徴は、さまざまなリスクを想定し、戦略的に勝ち筋を見極めて、トップの意思決定を助ける。

つまり、参謀ポジションだと最大限にリーダーシップを発揮できるようです。

▼私が実際に行ったワーク内容

属性(強み)自分が好きだったこと
T型(思考力が強み)興味ある分野を学ぶ、本を読む、ゲームを攻略する、戦略を考える、問題を解く など
C型(人と関わることが強み)親しい人と話す、和を盛り上げる
L型(人を動かすことが強み)意思決定をする、未来を語る
その他運動する、容姿を磨く、チョコを食べる など

ここから先は私の属性である「T型」リーダーシップの身につけ方を紹介していきます!

C型やL型だった人は、ぜひ本書で自分に合ったリーダーシップの身につけ方を探してください!

3. 「T型」がリーダーシップを身につけるために必要なこと

私のように思考を得意とする「T型」の長所は、慎重に考えることでリスク回避ができること。まさに、参謀のような軍師タイプのリーダーが向いています。

しかし、短所として失敗を恐れるため行動に移せず、リーダーシップ経験を貯めにくい一面があります。

そんな「T型」がリーダーシップを身につけるためには「失敗する覚悟ができるくらいの成し遂げたい欲求を見つける」ことが重要です。

ここからは私の実体験の話になりますが、今、社内で人材育成システムは構築されておらず、担当者も私のみです。

私にはこのように0から1をつくる経験がないので、常に「失敗したらどうしよう・・」とずっと頭の中で考えていました。

まさに、「行動に移すまでに時間がかかる」です。

本書を読んでからは、まずは自分の欲求を言語化しました。

それは、営業パーソンが予算達成するための必要な知識・経験を提供することで自走してほしいということです。

この欲求を定めたことで、失敗を恐れる以上に使命感が前面に出て、施策の提案・実行などを積極的に行えるようになりました。

最近はなんとかリーダーシップの経験を積むことができている気がします!

【本書を読んだ私の変化】属性(強み)を知って、はじめてリーダーシップ経験を積むことができている

自身の属性(強み)を知り、強みを活かしたリーダーシップスキルを正しく身につけることで感じたことがあります。

  • コミュ力が高い人だけがリーダーに向いているわけではない
  • 会社に大きな損害を与えない限り、業務で失敗しても周りからの評価は下がらない。でも、行動しない人の評価は下がる。
  • 行動の目的や理由がはっきりしている限り、失敗しても相手に納得してもらえる
  • 自社で思考力を強みとするリーダーは希少だった

本書では、リーダーシップの意味から身につけ方まで丁寧に紹介されています!

また、著者の実体験もリアルに書かれており、実践向きの一冊だと感じました!

ぜひ読んでほしい1冊です!