「ミニマリストってただの流行りじゃないの?」
「なぜミニマリストになると人生が豊かになるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
この記事では、ミニマリストの思考法を学ぶことで幸せになれる理由を解説していきます!
この記事は以下のような人におすすめ!
・ミニマリストってなに?
・ミニマリストをつまらないと思っている人
・ミニマリストが幸せな生き方だと知らない人
ミニマリストはただの流行りと思っている人は多いかもしれません。
実は、ミニマリストは100年以上の歴史があります。
そこで今回は、YouTuberの「ミニマリスト しぶさん」の書籍からミニマリストの本質をご紹介します!
ミニマリストしぶさんは、モノを手放すことでお金時間を増やし、趣味に没頭したことで年間1,000万円を達成しました。
この記事は、「ミニマリストが幸せな生き方だと知らない人」がミニマリストになりたくなる内容を説明しています!
それでは、どうぞ!
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多くの人が考えるミニマリストとは、必要最低限の持ち物で暮らす人を指しているかもしれません。
本書ではミニマリストを「大事なことを強調するためにあえて少なくする人のこと」と定義しています。
その秘密は100年以上にさかのぼります。
ミニマリストの言葉の発祥は「芸術家」だったそうです。
では、なぜ「芸術」から現代の「少ないモノで暮らす」に変化していったのでしょうか。
それは、ミニマリストの本質が、ある部分を目立たせるために周りを削り落とす「強調」だからです。
例えば、誰もが知っているiPhoneは後ろのリンゴマークを際立たせるために余計な装飾を削ぎ落しています。
削ぎ落すことによって洗練されたデザインが完成し、世界で評価されています。
この事例からも、ミニマリストは作品や生活スタイルをデザインするために“あえて”周りを少なくすることで大事なことを強調します。
では、ミニマリストは本当に幸せなのでしょうか?
結論、ミニマリストを考え方を取り入れることで幸せになれます。
ここからは科学的な視点もあわせてご説明します。
「モノが少なくてつまらなさそう」
「お気に入りの服が多いほど毎日の選ぶ楽しさがある」
などミニマリストの幸せに疑問を持つ人も多いと思います。
しかし、人はモノが多くなるほど、不幸を感じやすくなるのです。
これは心理学者バリー・シュワルツが発表した「選択のパラドックス」の考え方です。
では、選択肢が多いことのデメリットをご紹介します。
選択肢が多いことのデメリット
- 選択したことへの後悔が生まれる
- 選ぶことが大変すぎて、面倒くさくなる
- 比較するモノが多いと、選んだモノの期待値が上がりすぎる
つまり、選択肢が多ければ多いほど人は脳に負荷がかかり、不幸になりやすいのです。
人が幸せを感じるためには選択肢を減らすことが効果的だということです。
ミニマリストになってから人生が豊かになったと聞いたことはありませんか?
豊かに感じる理由は、モノを減らすことでお金や時間に余裕ができただけではありません。
ミニマリストは、不要な選択肢も減らしたことで頭のモヤモヤが解消されるからです。
この記事を読んでいる人は、ぜひ一度ミニマリストの経験をしてほしいです!
ここからは僕がミニマリストになったことで感じる日常生活の豊かさをご紹介します!
僕はお金を遣うことにメリハリをつけるようにしています。
普段は必要最低限のモノしか買わないけど、いざという時は大きなお金を払います。
例えば、大切な人たちへのプレゼントや自己投資などです。
価値があると思ったら、値札を見ないくらいです。
そんなメリハリができる理由は、生活費を最小限にしているからです。
僕の固定費はこのようになっています。
合計 | 103,000円 |
家賃 | 85,000円 |
保険 | 5,000円 |
スマホ | 3,000円 |
サブスク | 2,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
ここに変動費(食費や日用品など)が追加されますが、13万円もあれば余裕のある生活ができます。
収入の残りは積み立てNISAに入れています。
必要になればすぐに引き出す準備ができているため、やりたいことができたらすぐに行動に移せるようにしています。
仕事や人間関係、健康など生活すべてが「取捨選択」の積み重ねで成り立っています。
あなたは1日に何回の決断をしていますか?
実は1日に3万5000回も決断しており、現代人は「決断疲れ」しているようです。
決断疲れによって、誤った決断をしてしまいます。
例えば、大切な友人にひどいことを言ってしまう、ダイエット中なのにポテチを食べてしまうなどです。
このような誤った決断を解決する方法がミニマリストの考え方を身につけることです。
ミニマリストは日頃から「取捨選択の訓練」をすることで、本当に必要なモノだけを残しています。
取捨選択の訓練では
「何が必要で、何が不要なのか?」
「何が自分のモチベーションを生むのか?」
「限られた時間と資源の中で、成果を最大にできるのはどれか?」
など、常に自問自答しています。
僕は取捨選択の質を磨くことで、誤った決断をすることがかなり減りました。
つまり、選択による後悔はほぼありません。
ミニマリストは奥が深いなと感じます。
ミニマリストの考え方を取り入れると自分を深く知ることができます。
僕はミニマリズムな生活をしてから、自分にとっての価値あるモノがわかりました。
それは、楽しいと思える選択をするために「お金を増やす」と「時間を増やす」に価値を感じます。
結果的に、本当に大切な人たちと様々な経験をして、毎日が楽しくなりました。
では、僕が具体的にどのように取り組んでいるかご紹介します。
- 愚痴だらけの飲み会に参加しない
- 家になにがあるか把握できるくらいの量にする(間違って買うことがなくなった)
- 1日の生産性を上げるためにマットレスと枕に投資した
- 靴下は全部同じにすることで、選ぶ時間をなくした
- 電気圧力鍋を購入し、自炊の時間を減らした
- 読書をすることで悩む時間を減らした
最初は自分にとって価値あるモノがわからない人が多いと思います。
でも、毎日の選択に「なぜこれを選択するのか?」を自問自答していくと自分にとっての価値あるモノがわかってきます!
- 翌朝に疲労回復が実感できるマットレスと枕
- 食事の栄養バランスと時短を叶えた電気圧力鍋
電気圧力鍋のレビュー記事
①:土日や連休などまとまった時間を作る
ここで重要なことは、短期集中で片づけることです。
筆者がフォロワーさんの家でモノを減らす企画をしたときに気づいたことがあります。
それは、モノが捨てられない人の共通点が「少しずつモノを減らす(分散お片付け)」ことです。
分散お片付けだと、持ち物の全体像がわからないのです。
例えば、服を減らす場合を考えてみます。
1年間着ていない服を3着捨てたとき、あとになって「やっぱり必要だった・・」という経験はないですか?
これは所有している服を「全出し」して、服を比較し、コーディネートなどを考えていないからです。
この「全出し」はまとまった時間がなければできません。
このように、まとまった時間をつくることで本当に必要なモノと不要なモノが明確になり、今後の買い物も良い判断ができるようになります。
②:何も置いていない床面積を30%作る
部屋に余白を作ることは、上記で説明した「全出し」する際にも必要です。
モノを減らす前に床の余白づくりが第一優先になります。
ちなみに、お洒落だなと感じる部屋には必ず「何も置いていない床」があり、余白の割合で見え方も変わります。
例えば、ミニマリストや美術館のような部屋は余白7割・モノ3割です。
また、インテリア雑誌に載っている部屋は余白3割・モノ7割です。
あなたがどのような部屋にしたいのかで、床の余白とモノの割合を決めるのも楽しいかもしれません。
③:理想の生活のために残したいモノを決め、それ以外を捨てる
あなたの理想の生活はなんでしょう?
「理想の生活がわからない・・」
そんな人がどんなモノを残せばいいのかの判断基準をお伝えします。
それは、「お金」「時間」「楽しみ」の3つのみです。
僕もこの3つを判断基準に以下のモノを残しています。
判断基準 | 残しているモノ |
「お金」を生み出すモノ | ・仕事で必要なPCや電子書籍端末 ・コアラマットレスと枕(睡眠の質が向上) |
「時間」を生み出すモノ | ・電気圧力鍋(時短家電) ・スマート家電 |
「楽しい」を生み出すもの | ・PS4や任天堂Switch ・お香グッズ |
理想の生活がわからない人は、自分にとって「お金」「時間」「楽しみ」の幅が広がるモノを考えてみてください!
すると、何を残すかがわかるかもしれません!
④:所有コストが大きいものから減らす
残したいモノ以外は全部捨てよう!と思っても何から捨てていいのか迷いますよね。
そんなときは、「所有コストが大きいモノ」から減らしてください!
所有コストの具体例はこちらです。
- コーディネートに時間をかけすぎてしまう大量の服
- 床面積を大きく占めている大きい家具やモノ
- 1年前にもらった未開封のプレゼントたち
などです。
捨てることで余白ができ、「お金」「時間」「楽しみ」の新しい選択肢が広がります!
ミニマリストの生活が豊かになる理由がわかりますね!
⑤:ゴミで捨てる
モノを捨てられない人はこんな言い訳をします!
- もったいない!
- 売れるから!
- 誰かに譲れるから!
実は捨てないほうがもったいないんです。
理由は、床面積分の家賃が無駄にかかっていたり、捨てられなくてモヤモヤして疲れるからです。
ここで大切なのは、このご時世「買い戻し」ができるということです。
本当に必要であれば買い戻せます。
でも、捨てるか迷っている時点で不要なモノなんです。
僕は京都から東京に引っ越すときに本当に必要なモノだけキャリーケースに入れてきました!
その他は全部捨てましたが、今の生活で買い戻しているモノはないです!
⑥:なぜ捨てる判断をしたか考える
なぜ捨てた理由を考える必要があるのでしょうか。
それは、そもそも無駄なモノを買うことを防止するためです!
無駄に買わなかったら、捨てる必要もありません。
以前、僕は「Calvin KleinのTシャツ」を捨てました。
普段、ユニクロしか着ない僕にとって高価な服です。
では、なぜ「Calvin KleinのTシャツ」を捨てたのか。
それは洗濯に気を遣うことで、その分の時間と労力がもったいないと感じたからです!
Calvin KleinのTシャツを捨ててからは、本当にユニクロしか買わなくなりました!
ミニマリストとは、大事なことを強調するためにあえて少なくする人のことです。
ミニマリストについて、こんなイメージはありませんか?
「モノを減らして何が楽しいんだろう?」
「人生が損している気がする」
では、モノが増えると人は幸せなのでしょうか?
答えは、「モノ(選択肢)が増えるほど人は不幸になる」です!
これは心理学者バリー・シュワルツが発表した「選択のパラドックス」によって証明されました。
ミニマリストが生活を豊かに感じる理由は、モノを減らすことでお金や時間に余裕ができただけではありません。
選択肢も減ったことで頭のモヤモヤが解消されるからです!
つまり、ミニマリストが幸せに感じることは理にかなっているということです。
この記事をきっかけにミニマリストの良さを実感できる人が増えたら嬉しいです。
今回ご紹介した内容以外にも「なるほど!」と思った内容もたくさんありました!
- 「仕事を頑張る」ではなく、「生活の無駄をなくす」
- 性格でわかる「モノの減らし方&増やし方」
- 現金と後払いをやめるだけでお金は増える
- 流行りの「ポイ活」に踊らされるな
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